2018年1月30日火曜日

5インチゲージ  台車の製作(その1)


吊りかけ装置の製作



5インチゲージ用の吊りかけ駆動装置を自作してみようと思い、

以下のようなものを考えました。




動画が   http://youtu.be/evRb-HcBQDo  にあります。





 

 正面方向からみるとバックゲージ119mmにぎりぎり収まっていることがわかります。


モーターが大きいので、多段減速するスペースが確保できません。


ベアリングのフランジとカラーでモーターユニットのアキシャル方向の動きを制限しています。



※フランジ付ベアリングとセットカラーの価格および、シャフトへの傷を考えると、

モーター支持プレートにワッシャをネジ止めしてストッパーとする方がよいかもしれません。



使用パーツ

(1)モーター


モーターは、トランジスタ技術2013年1月号で紹介されている津川製作所KM77です。





DC12V、70W、0.27N・m、2500rpm、シャフト径8mmです。

3D CADは津川製作所のホームページからダウンロードした図面をもとに描いてあります。



(2)歯車


    平歯車モジュール1





小歯車 KHK SS1-15 を長さをつめて使用


(またはSSY1-116Aシャフト径8mmに加工)


大歯車 KHK SSY1-95Aを内径17mmに加工


ギア比 約16


 モジュール0.8の歯車を使えば1段でももう少しギア比を大きく

できるのですが、モーターのシャフト径8mmで使える良いギア比

のものが見つかりません。


(3)ベアリング

    MISUMI FL6803ZZ( フランジ付 )


(4)セットカラー

    岩田製作所SC1713CB3等が使えます。自作するより安いかもしれません。


※現在購入済は、歯車のみです。


   津川製作所のブラシレスモーター

   

  100w2500rpm、0.38Nm、直径65mm、長さ60mm

も気になります。


ブラシレスモーターを使いこなせればこちらの方が良いと思うのですが。




左が津川製作所のKM77,右が津川製作所のブラシレスモーター。


トランジスタ技術131月号しっかり読んでみようと思います。


 さて、ここまで進めてきましたが、この駆動装置でどの程度牽引できるのでしょう





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