吊りかけ装置の製作
5インチゲージ用の吊りかけ駆動装置を自作してみようと思い、
以下のようなものを考えました。
正面方向からみるとバックゲージ119mmにぎりぎり収まっていることがわかります。
モーターが大きいので、多段減速するスペースが確保できません。
ベアリングのフランジとカラーでモーターユニットのアキシャル方向の動きを制限しています。
※フランジ付ベアリングとセットカラーの価格および、シャフトへの傷を考えると、
モーター支持プレートにワッシャをネジ止めしてストッパーとする方がよいかもしれません。
使用パーツ
(1)モーター
モーターは、トランジスタ技術2013年1月号で紹介されている津川製作所KM77です。
DC12V、70W、0.27N・m、2500rpm、シャフト径8mmです。
3D CADは津川製作所のホームページからダウンロードした図面をもとに描いてあります。
(2)歯車
平歯車モジュール1
小歯車 KHK SS1-15 を長さをつめて使用
(またはSSY1-116Aシャフト径8mmに加工)
大歯車 KHK SSY1-95Aを内径17mmに加工
ギア比 約1:6
モジュール0.8の歯車を使えば1段でももう少しギア比を大きく
できるのですが、モーターのシャフト径8mmで使える良いギア比
のものが見つかりません。
(3)ベアリング
MISUMI FL6803ZZ( フランジ付 )
(4)セットカラー
岩田製作所SC1713CB3等が使えます。自作するより安いかもしれません。
※現在購入済は、歯車のみです。
津川製作所のブラシレスモーター
100w、2500rpm、0.38Nm、直径65mm、長さ60mm
も気になります。
ブラシレスモーターを使いこなせればこちらの方が良いと思うのですが。
左が津川製作所のKM77,右が津川製作所のブラシレスモーター。
トランジスタ技術13年1月号しっかり読んでみようと思います。
さて、ここまで進めてきましたが、この駆動装置でどの程度牽引できるのでしょう。
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