2017年7月17日月曜日

Centering Camera(芯出しカメラ)の製作 (その1)


このカテゴリーは下に行くほど新しい記事になるように投稿日時を変更してあります。



 フライス作業において、工作物の加工位置をマシンの主軸直下に正確にもっていきたいことが多々あるわけですが、そのとき便利に使われる道具としてCentering Scope(芯だし顕微鏡)があります。下の写真のようなもので、眼で覗いて芯出しが出来ます。
(NIKONのホームページより)


しかし、芯出し顕微鏡は高価です。私の**製のフライス盤にはもったいないです。



 そこで、インターネットで記事を見かけるWebカメラを用いた“Centaring Cameraを自作することにしました。眼で見る代わりにカメラで写した画像を見て芯出しをしようというわけです。最初に考えたのは誰なのでしょうか。


これが自作した芯出しカメラです。



製作して2年ほど経ちますが、そのときのことを思い出しながら、

        その1   今回の記事

その2 Centering Camera本体の製作

その3 光軸ずれ補正とWebカメラによるセンタリングの原理

その4 光軸ずれ補正プログラムの使い方と開発

その5 プログラムのインストール方法

に分けて書いてみたいと思います。







Centaring Camera(芯だしカメラ)の製作 (その4)

光軸ずれ補正プログラムの使い方と開発 本題に入る前に少し遊んでみました。 千円札の野口英世の瞳です。 この瞳の中心にセンタリングすることも可能?です。 拡大鏡としても使えるなぁー。 (使用カメラはELECOM UCAM-DLK130T...