2018年1月25日木曜日

Proxxon MF70のCNC化(3) X,Y,Z分解・組立





Z軸のリミットスイッチを残して機械部分の改造組み立てが完了しました。




Z軸のリミットスイッチは位置可変式にしたいと思っています。
しばらく様子を見てから組み込むつもりです。



5.分解・組み立て(1)



分解・組み立ては作業に夢中になってしまい、写真があまりありません。



ナイロンナットのナイロンの色が青い(左)のは左ネジ用、白い(右)のが右ネジ用です。Y軸とZ軸に左ネジが使われています。



X,Y,Z軸ともM6の寸切りネジですが、バックラッシュ対策のためかほんの少しだけファットに仕上げられているようです。そのため、市販の寸切りネジと比べるとナイロンナットがきつく回りにくかったです。


ピン抜きを購入しました。作業が楽に出来ました。




X軸です。





Y軸です。




Z軸です。



Z軸は、レンチを工夫しないと作業できません。

インターネットを検索すると、MF70のZ軸用のレンチの3Dプリンター用データが見つかります。私はこれを印刷して分解に使わせてもらいました。上手くできていると思いました。

しかし、私の場合、組み立てには使えませんでした。予想以上にナイロンナットがきつく、3Dプリンターで印刷したレンチでは空回りしてしまい作業できませんでした。

そこで、十字レンチをカットして、フライス盤で溝を切り、上の写真のように使いました。




ヘッド部です。






コラムの中は空っぽです。(もったいない。)




1 件のコメント:

  1. プロクソンの工具は色々持ってまして、MF70の様にマイクロフライス盤のベースを自作できないかと、色々見て回ってましたらたどり着きました。

    分解状態の画像を見て、ルーター用ドリルスタンドの土台をベースにフライス加工が出来るのではないかと思っています。

    分解画像はとても参考になりました。

    ルーター用ドリルスタンドにマイクロクロステーブルを付けただけでは、加工時にドリルスタンドのヘッドが回転して、加工が失敗してしまいます。

    MF70みたいにヘッドが上下以外には動かなくする為に、ドリルスタンドの土台固定穴を利用して、合計3本リニアシャフトを立てて、アルミ板で作る予定のルーター固定ヘッドを上下させようと思っています。

    リニアシャフトはΦ20mm(主軸)とΦ12mm2本を予定しています。
    Φ12mmのリニアシャフトは、土台固定穴のサイズがΦ12mm弱で穴を広げるにしてもあまり大きくすると強度の問題が出てくると思いΦ12mmにしました。
    現在MonotaROで受注生産中です。シャフトを作って貰っています。


    ※ 質問 ※
    差し支えなければ、お教え下さい。
    自作フライスもどきを作るのにルーターを上下させる為のハンドル・メモリ付のM6長ネジをプロクソンから購入したのですが、ねじが切ってる部分の長さが130mmで左ネジでした。
    MF70の全高が370mmとカタログに書いてありますが、MF70の上下可動幅は130mm未満なのでしょうか??
    簡単に調べられるようでしたら、Z軸のネジ山の長さかZ軸の可動幅をお教え頂けないでしょうか??

    また調べてみると、手持ちのマイクロクロステーブルのY軸(前後移動)の長ネジ類一式と全く一緒でした。(当然左ネジ)

    なにとぞ宜しくお願い致します。

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