ここまでパーツが揃ってきました。
この台車のパーツ加工は
基本的に
1.罫書き
2.旋盤やフライス盤による切削
3.穴あけ
4.ねじ切り(タップたて)
5.組み立て調整
の順での作業になります。
同じものを造る場合は手順を考え、なるべく手間が省けるようにします。
ストッパーを設置して簡単に位置あわせできるようにしました。
組んだときに水平や直角が出ているかを確認します。
タップを折ってしまいました。悔しい。
”ミニ旋盤を使いこなす本” を調べると、真っ赤に焼いてタップを焼きなまし、ドリルで穴を開け直す方法が記されていましたが・・・。
みっともないけど、ずらした位置に新しい穴を開けることで我慢することにしました。
止まり穴のタップたて慎重になります。
φ10を超えるような大きな ”座ぐり穴”加工は、深さ2mmを超えるとX3クラスでは直接エンドミル一発勝負はきついです。ワークの材質や刃物の切れ味等々条件があると思いますが、我が家の場合、フライス盤が振動しだしました。
手を抜かずに
細めのドリル -> 太目のドリル -> エンドミル
の手順で加工しました。座ぐりの本来の目的とは違い、ドリルだけだと先端部が深くなりすぎるので、それを防ぐために座ぐりしているだけです。無駄な加工なのですが.....。
ブレーキシリンダーです。φ25を段付加工です。
φ7.7のドリルで下穴。φ10のラフィングエンドミルでの”座ぐり”です。これも無駄?な座ぐりです...。
シリンダーの固定は、ボルト止めではなくビス止めにして、t4.5mmの板に皿もみをするほうが加工が楽なのですが、緩みが心配で、ボルト止めを採用しました。16箇所のφ10の座ぐり加工をします。
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