Raspberry Pi を起動するにはSDカードにOSをインストールする必要があります。
インストールの仕方は、書籍 Raspberry Piで遊ぼう!に詳細かつ解りやすく解説されています。今回は、この本の88ページまでがとても参考になりました。
Windowsを用いてのインストール手順の概略
1 下準備
Win32DiskImager をインストールし、img(イメージ)ファイルの読み書きができるようにしておく。
2 OSのダウンロードとインストール
(1) http://www.raspberrypi.org/downloadsより
Debian系のLinuxOSであるRaspbianの圧縮ファイル
2013-05-25-wheezy-raspbian.zip
をダウンロード。展開してRaspbianのimgファイルをつくる。
(2) 解凍してできたimgファイルをWin32DiskImagerでSDカードに書き込む。
【勘所】
その1 SDカードは4Gがいいと思います。(2Gでは容量不足)
理由は
(1)バックアップに時間がかからない。
(2)DVDにimgを焼いて保存できる。
からです。
※ 4Gのimgファイルを32Gなどの大きなSDカードに書き込んでから
領域を拡張することも可能です。
その2 SDカードはメーカーによって同じ4Gでも中身のサイズが
若干小さいものがあります。
少しでも小さいとimgファイルが書き込めません。
私の体験ではKINGMAX>BeVALUEでした。
同じメーカーのものを2枚用意すると作業効率があがります。
その3 Win32DiskImagerはディレクトリ指定に”¥”は使えません。
”/”を使います。
その4 ワンステップ進むごとにこまめにバックアップ
(Win32DiskImagerを使用)をとっておく。
次回は、Raspberry Pi の起動に関する覚書を書こうと思います。